ありがとうが言えなかった日

『ありがとうが言えなかった日』

Words & Music : SIVKI

地平線は 光を飲み込んで

すべてが見えなくなる

もう終わりはそこまで来ているのに

なぜ心は理解しないまま 頷かない

 

「ありがとう」が言えない

「ありがとう」すら言えない

だって「ありがとう」がまるで「さよなら」の様

終わらない 終わらせないように 手を握った

 

いつでも笑い 人を愛していた

共に奏でた 僕らの命

溢れるメロディ詰め込んだ部屋

照らすスポットライトの先には

何にも聴こえないギターだけ

 

「ありがとう」が言えない

「ありがとう」すら言えない

だって「ありがとう」がまるで「さよなら」の様

声すら出せずにただ手を握った

 

「ありがとう」は言わない

「ありがとう」は言わない

けど 心で叫んだ「今までありがとう」って

忘れないよ あの日の歌を

もう届くはずもない この歌は聴こえてるの?

────────────────────────

ヒカリ

『ヒカリ』

Words & Music : SIVKI

あなたの記憶の中
私が始まったときから
途絶えることなく照らしてくれた
ヒカリで救われてた

それまでのココロは
影の世界を抜け出せずに
希望のカケラを両手に抱いて
暗闇に溶けていた

あなたに出会えたただそれだけで
まだ生きていたいと思った
ひとりで生まれて死んでゆくのは
この美しさが際立つように
光らせて鮮やかに咲き誇る季を

突然の衝撃で
ココロは激しく散らばった
一心不乱に集めたカケラで 
「大丈夫」をつくった

真っ白なココロに
空っぽが溢れこぼれる
明るい世界は眩しすぎるから
あなたさえ見えない

失くすものなんてなかったのに
大切なものが溢れる
まだ見ぬ美しき世界でも
あなたといないのなら意味がない
もう少しすべては私とともにいて

あなたの記憶の中にしかいない
わたしの存在がすべて
生きてきたこと生きていくことの
すべてのヒカリ

何もないところからはじまって
すべて私とここにある
あなたに続くすべてのものが
意味を成して愛おしくなる

あなたに出会えたただそれだけで
まだ生きていたいと思った
ひとりで生まれて死んでゆくのは
この美しさが際立つように
光らせて儚く咲き誇るすべてを
 
ヒカリでできた影
そこに隠れてる私を
いつまでも待ってるから
また見つけだしてね

────────────────────────

バブルエンドロール

『バブルエンドロール』

Words & Music : SIVKI

由縁もない 差もない 勇気もない

羽もないし 夢落ちもない 揺るがない 今

功績もない 緩まらないネジ

終わってくマシン 止まる舵

もう捨てるしかない 悔いるまでもない

次に期待

 
この惑う先で どうすればいいのか

透明になりすぎて このセリフ不甲斐ない
 
それなりに 募る思いもあるなら そう迷宮

捨て身になって 解き明かしてみたい

行けるさ その先へ 最後の最後まで

はじけ飛ぶまで

────────────────────────

あなたがいないこの世界で

『あなたがいないこの世界で』

Words & Music : SIVKI

まだ心はどこにもたどり着けないまま
私だけに見えるモノクロの場面
呼ばれた気がして手を伸ばしてみるけど
感触のない平行線
歪な風が吹き我に返る

あなたがいないこの世界で
私だけまだここにいる
消えゆく事実を感じてゆくほど
ここに在るという確かさが胸を裂く

零れる涙を辿ってあなたを探してしまう
流れてしまった色彩達を
集めるようにして
救いあげたのは
今にも泣き崩れそうな愛のカタチ

あなたはもう怖がらないで
何も失くすことなんてないから
無力な私にできることなんて
あなたの分の悲しみを
受け止めることくらい

せめて私だけはあなたの前から
消えないように消えないように

いつか皆同じところへ行くならば
今すぐ会いたいと願う
でも与えられた命が燃え尽きる先に
あなたが待っている世界が広がってる
静寂な命を強く握りあなたまで
生きる

──────────

Airsong

『Airsong』

Words & Music : SIVKI

そうさすべて受け入れなさい
小さな汚れた手をみなさい
その想いが尽きるまで
笑う必要はない

そうさすべて受け入れなさい
壊れた音で響かせなさい
出遅れた涙
強さと優しさの意味

Good-bye
伝わらない無音の声で
Good-bye
見えなくなるまで手をふったあの人に

いつか会える時まで 涙は流れぬように
呼吸をするような 感覚で別れた

そうさすべて受け入れなさい
単純に時が刻むことも
終わりを告げる前に
ただこの言葉だけ

Good-bye
伝わらない無音の約束で
Good-bye
地平で遊ぶ切なさがざわめいてる

無理に笑いながら 堪えきれず涙
あなたの温もりが ゆっくりこの大地に広がってゆく

──────────

Polka dot Lasvegas

『Polka dot Lasvegas』

Lyrics:
Words & Music : SIVKI

からからの大地の果てで
ひとりぽっちで台詞語ってる
そんな気分なら眠らない街へ
カラフルなライトとHusky Dance

人混みの中で歌う白髭の気さくなOld Man
踊りだすOld Women
沸き起こるNew Rhythm
気取らないで手拍子なんか叩いてみればいいさ

街のネオンが涙で滲んだら
すべて終わりにしよう

Stay to the End of Race

物事を宇宙的に考えればチリのような痛み
そう思えないから眠らない街へ
カラフルなJuiceとHusky Dance

ヒョウ柄のタイツのピエロ
ポーズ決めて無口で語ってる
笑い転げるChild
鳴り響くBgm
楽しげな場面と音楽がなんだかやけに切なさ含み胸でないた

街のネオンが涙で滲んだら
すべて終わりにしよう

Stay to the End of Race

────────────────────────

だめだね

『だめだね』

Words & Music : SIVKI

あてのない旅のような感情は
束縛も煩わしさもないけど
穏やかな情景も激しい雑音も
愛おしいくらいここには何もない

叶わないことなんて願うくらいなら
傷つきもしないで生きてた
だめだね ほんとはあなたに会いたいよ
小さな流れ星が頬を伝う

宛てのない手紙のようなときめきは
いつまでもどこを彷徨ってゆくの
何もない空間に投げ出した感情が
囚われていたハートを連れ出してく

叶わないことだってたまに願ったんだ
傷つきもしてないふりして

だけどね ほんとは心が痛いよ
隠した流れ星が喉を伝う

今の私にもあなたにも
さよならを告げてもう一度だけ

叶わないことなんてどうでもいいけど
追い抜かした想いが溢れてしまう

もうこれ以上だめだね
言わせてあなたがほしいよ
大きな流れ星が空をつなぐ

────────────────────────

How long does this go on

『How long does this go on』

Words & Music : SIVKI

今僕らが ゆかなければ
ほんの僅かなことで立ち止まるくらい大切に
今僕らが ゆかなければ
守るべきものが 守れない世界の中へ

今君がゆこうとしてる道は 君だけのものでしかないから
どんなふうに折れたとしても 立ち止まることはないだろう

今僕らが ゆかなければ
両手いっぱいに自分宛の手紙抱えて
今僕らが ゆかなければ
果てしないはずの 壊れた世界の中へ

終わらないさ
僕らの旅は
君がいれば
どうにかなる気がするよ

足を止める
無表情の雨に
でももう涙は流れない
だから僕ら ゆかなければ

How long does this go on…

──────────

一歩

『一歩』

Words & Music : SIVKI

角すらないこの積み木を
重ねているように
何を望んで何を感じて 
立ち尽くしているんだろう

もうすべて終わらせたいの?  
もう何も始まりやしないの?
でもここで待っていても
終わりなんてそんなには遠くない
誰もが思っているより
とても儚いこの道を

あと少しだけ歩いてみよう
ここに在るものはほんの小さな 
あなたの存在でもすべての証明
奇跡は紛れも無くあなたの
足跡の中にあるから
たった一歩で世界が変わって行くだろう
あなたにはそれができるはず

鼓動の強さを確認されるように 
日々試されて
生きてるってことを必要以上に 
吠えながら今日も行くんだろう

素晴らしき人生において
勝ちや負けとかじゃないでしょう
どれだけの想いを抱いて
どれだけ伝えていけるか
本当に価値のあるものは
あなたが描いてる足跡さ

あと少しだけ共に歩こう
限られた時間というこの道を
気がつけば始まりはもう見えない
知らない景色が広がって
自分を見失いそうなときは
ここが始まりだって思えばまた前に進める
だから自分の足跡を信じて

儚くても 君が居てくれたから

──────────

ミクロ

『ミクロ』

Words & Music : SIVKI

この星は遠い遠い昔 
微かな奇跡の中で生まれ
だから僕たちはほんのカケラの奇跡
まだ僕たちはどうにでもなる原石

生まれて君に出会ったことだって
奇跡だろう
なのにただひとつのものさえ
大切にできない僕がいる

僕たちは小さな小さな光
まだ僕たちは灯された光

生まれてきたすべてのものたちは
奇跡だろう
だからもっと分かりやすい言葉で
今を証明するんだ

僕たちはほんのカケラの奇跡
まだ僕達はどうにでもなる原石

生まれて君に出会ったことだって
奇跡だろう
なのにただひとつのものさえ
大切にできない僕がいる

──────────